IMFが発表している世界成長率について調べたことをまとめてみました
世界成長率とは
- 世界成長率とは、世界経済全体の成長がどの程度であるか示す指標
- 多ければ経済が成長しているといえ、悪いと成長してないと言える
- またどのような数値かというと直近は3.0%とか、コロナ直後は-5.0%とか、コロナ明けは6.0%とかそういった数値感の成長率だ
- 具体的な算出方法は、世界中の国々の国内総生産(GDP)の成長率を加重平均して算出されるようです。
- つまり、世界中の各国の国内総生産(GDP)の成長率を、その国の経済の大きさに応じて重み付けして平均して出した数値が成長率ということです
過去の成長率
- 2004年から2019年までの平均成長率は約3.8%でした。
- 2020年のパンデミックにより、成長率は-3.1%に落ち込みました。
- 2021年には経済が回復し、成長率は6%に達しました。
- 2022年の成長率は3.1%で、パンデミック前のレベルにはまだ戻っていません。
- 2023年の成長率は2.9%と予測されています。
- 2024年は3.4%と発表されました。
2024年の成長率予測
IMF成長率予測:2024
— 国際通貨基金(IMF) (@IMFNewsJapanese) April 16, 2024
🇺🇸米国:2.7%
🇩🇪独国:0.2%
🇫🇷仏国:0.7%
🇮🇹イタリア:0.7%
🇪🇸スペイン:1.9%
🇬🇧英国:0.5%
🇯🇵日本:0.9%
🇨🇦カナダ:1.2%
🇨🇳中国4.6%
🇮🇳印度6.8%
🇷🇺ロシア:3.2%
🇧🇷ブラジル2.2%
🇲🇽メキシコ:2.4%
🇸🇦サウジアラビア2.6%
🇳🇬ナイジェリア:3.3%
🇿🇦 南ア0.9% pic.twitter.com/uYrAtbteOh
この情報から何を読み取れるかでいうとは、私としてはよくわからんという感じですが日本は成長率低いんかなというのはあかりますね
IMFにいてもう少し詳しく
IMFは下記のようなことを業務としてやっているみたいです
1. 加盟国からの出資等を財源として、対外的な支払い困難(外貨不足)に陥った加盟国に、一時的な外貨貸付という形で支援を行い、その国の危機克服の手助けをする。
2. 世界全体、各地域および各国の経済と金融の情勢をモニターし、加盟国に経済政策に関する助言を行う(サーベイランス)。なお、秩序ある為替取極を確保し、安定した為替相場制度を促進する観点から、サーベイランスへの協力はIMF協定上の加盟国の義務とされています。
3. マクロ経済・財政・金融等の分野での専門知識を備えた政策担当者が不足している加盟国に対して、加盟国の要請に基づき専門家を派遣し、その政策遂行能力を高めるための技術支援を実施する。
世界全体をモニタリングして、加盟国へ人材や資金面でサポートをしているみたいですね。
ちなみにIMFの成り立ちは
成り立ちとしては、国際通貨基金(IMF)は1944年7月に米国ニュー・ハンプシャー州のブレトン・ウッズにおいて開催された連合国国際通貨金融会議において調印されたIMF協定に基づき、45年12月に設立されました。 我が国は、1952年8月13日、53番目の加盟国として加盟しましたようです
参考リンク: 財務省 - IMFについて
2024年の成長率予測とその読み取り方
2024年の世界各国・地域の経済成長率予測は、日本を含む多くの国々の経済活動の見通しを示していますが、具体的な読み取り方は専門家によって異なります。ただし、一般的には日本の成長率が低いことが指摘されています。
まとめ
IMFが発表する成長率についてまとめてみました